【保存版】大田区の区民葬ガイド!利用可能な方や申し込み方法をご紹介!

「大切な家族との最後のお別れを、大田区で費用を抑えつつも丁寧に行いたい」と考えていませんか?
急な不幸や、高齢のご家族の体調変化に直面すると、葬儀費用の総額がいくらになるのか、どこに頼めば安心なのかという不安は尽きないものです。
大田区には、区民が比較的安価に葬儀を行える「区民葬儀」という公的な制度があります。
この制度は、自治体と葬儀社が協定を結び、祭壇や火葬などの料金をあらかじめ定めているため、不透明な追加費用を抑えられるのが大きな特徴です。
本記事では、大田区の区民葬儀を利用する際の具体的な費用目安から、区役所での申し込み手順、そして信頼できる提携業者の見極め方までを徹底的に解説します。
大田区で区民葬の費用相場と制度の全体像
区民葬とは東京23区と東京都葬祭業協同組合が協定を結び、比較的安価で標準的な葬儀を行えるよう設けられた制度です。
23区内の方が対象のため、亡くなられた方または葬儀を行う方が大田区民であれば利用可能です。
しかし、「区民葬=すべてがセットで定額」というわけではありません。制度で定められているのは、主に「祭壇」「霊柩車」「火葬」「遺骨収納容器」の4項目のみであり、これらを組み合わせて利用する仕組みとなっています。
祭壇料金
祭壇料金は通常の種類と長尺棺それぞれ4種類、合計8種類あります。
通常の種類
通常の種類は「A1券(金らん5段飾)桐張棺」「A2券(金らん4段飾)桐張棺」「B券(白布3段飾)プリント棺」「C券(白布2段飾)プリント棺」の4種類あり、2026年6月9日時点では以下の金額です。
| 区分 | 料金(税込) |
| A1券(金らん5段飾)桐張棺 | 312,180円 |
| A2券(金らん4段飾)桐張棺 | 259,600円 |
| B券(白布3段飾)プリント棺 | 136,400円 |
| C券(白布2段飾)プリント棺 | 100,100円 |
※満6歳以下は全ての区分で1,100円引き
出典:「大田区 区民葬儀について 利用料金)」(祭壇料金 参照)
https://www.city.ota.tokyo.jp/tetsuzuki/shibou/kuminsouginitsuite.html
長尺棺
長尺棺の種類も「A1券(金らん5段飾)桐張棺」「A2券(金らん4段飾)桐張棺」「B券(白布3段飾)桐張棺」「C券(白布2段飾)桐張棺」の4種類あり、2026年6月9日時点では以下の金額です。
| 区分 | 料金(税込) |
| A1券(金らん5段飾)桐張棺 | 325,380円 |
| A2券(金らん4段飾)桐張棺 | 272,800円 |
| B券(白布3段飾)桐張棺 | 171,600円 |
| C券(白布2段飾)桐張棺 | 135,300円 |
出典:「大田区 区民葬儀について 利用料金)」(祭壇料金 参照)
https://www.city.ota.tokyo.jp/tetsuzuki/shibou/kuminsouginitsuite.html
なお、祭壇を利用せず寝棺のみにもすることができますが、棺の金額に加えて人件費などが発生しますので詳しくは担当の葬儀社スタッフに確認しましょう。
霊柩車
霊柩車は宮型指定車と普通霊柩車の2種類あり、2026年6月9日時点では以下金額となります。
| 種別 | 10kmまでの料金(税込) | 20kmまでの料金(税込) | 30kmまでの料金(税込) |
| 宮型指定車 | 37,400円 | 44,000円 | 50,600円 |
| 普通霊柩車 | 19,220円 | 23,840円 | 28,460円 |
出典:「大田区 区民葬儀について 利用料金)」(霊柩車運送料金 参照)
https://www.city.ota.tokyo.jp/tetsuzuki/shibou/kuminsouginitsuite.html
火葬料金
火葬料金は民間火葬場の料金であれば2026年6月9日時点で以下の金額です。
| 大人 | 59,600円 |
| 小人(満6歳以下) | 34,500円 |
出典:「大田区 区民葬儀について 利用料金)」(火葬料金(非課税) 参照)
https://www.city.ota.tokyo.jp/tetsuzuki/shibou/kuminsouginitsuite.html
遺骨収納容器代
遺骨収納容器代は大人用で2種類と小人用で合計3種類あり、2026年6月9日時点では以下の金額です
| 区分 | 料金(税込) | |
| 大人用 | 2号一式 | 11,990円 |
| 大人用 | 3号一式 | 10,780円 |
| 小人用 | 4号一式 | 2,530円 |
出典:「大田区 区民葬儀について 利用料金)」(遺骨収納容器代 参照)
https://www.city.ota.tokyo.jp/tetsuzuki/shibou/kuminsouginitsuite.html
大田区で区民葬を利用する際の手続きと申し込みの流れ
区民葬を利用する際はどの葬儀社でも対応できるわけではなく、指定された葬儀社に依頼を行い必要な手続きを踏む必要があります。
実際に喪主の方や遺族の方がどのような手順で区民葬を行うかご紹介していきます。
区民葬対応している葬儀社に依頼を行う
まず区民葬を行う際は対応している葬儀社に区民葬を行いたいことをお伝えする必要があります。
区民葬を対応しているだけなのでその他葬儀も行っておりますので、区民葬をしたいことを伝えないと通常の葬儀の手続きになる可能性もあります。
大田区で区民葬が対応できる葬儀社は9つありますので、ぜひ店舗に行くかお電話番号にて相談してみてください。
手続きを行い火葬許可証と区民葬儀券を取得
大田区の場合は区役所本庁舎1階戸籍住民課と特別出張所の窓口にて死亡届の提出を行う際に区民葬儀利用であることを伝え、火葬許可証と区民葬儀券を受け取りましょう。
葬儀後に区民葬儀券を発行することはできませんので、死亡届の提出時に必ず伝える必要があります。
区民葬儀券は3種類がセットになっているため、必ず忘れずに保管しましょう。
葬儀社と内容の確認
区役所での必要書類の提出と火葬許可証・区民葬儀券を受け取りましたら葬儀社の方と実際にどのような葬儀を行うのかすり合わせが必要です。
あくまでも区民葬としての対応範囲は祭壇料金・霊柩車・火葬料金・遺骨収納容器代の4つですので、どれを区民葬に行うか、またその他内容は対応範囲外のため費用の確認が必要です。
区民葬儀券に必要事項を記入後葬儀社に提出
セットになっている3種類のうちどれを利用するか決定後、各券に申込人・住所・氏名・葬儀日時・各券の必要事項チェックなどを行います。
詳細は各葬儀社の担当の方に確認して抜け漏れないように記載しましょう。
葬儀を行いその後葬儀社に費用の支払いを行う
区民葬儀券の記載完了後に葬儀を行い、その後必要な費用を葬儀社に支払いを行います。
以上が区民葬を行う流れになります。
その他注意事項や区民葬儀の券の見本などは大田区公式サイト区民葬儀の利用にあたってをご覧ください。
大田区で区民葬の対応ができる葬儀社一覧
区民葬は区が指定した「区民葬儀取扱店」で葬儀の相談を行い、区民葬を行いたい旨を伝える必要があります。
| 取扱店 | 所在地 | 電話番号 |
| 株式会社荒木葬儀社 | 仲六郷二丁目7番8号 | 3731-7471 |
| 有限会社池牧 | 池上四丁目8番6号 | 3751-0166 |
| 有限会社金子式典センター | 東雪谷三丁目8番6号 | 3720-7989 |
| 株式会社明進社 金子商店 | 大森中一丁目18番23号 | 3761-7883 |
| 有限会社北嶋葬儀社 | 東矢口三丁目5番4号 | 3731-0911 |
| 有限会社立花屋 | 南千束三丁目3番15号 | 3720-8440 |
| 鶴屋葬祭支店 | 北糀谷一丁目7番4号 | 3741-1728 |
| 有限会社牧野 | 下丸子一丁目1番4号 | 3750-5970 |
| 合資会社山田屋葬儀社 | 大森北四丁目26番18号 | 3761-1493 |
出典:「大田区 区民葬儀について)」(大田区内の区民葬儀取扱店 参照)
https://www.city.ota.tokyo.jp/tetsuzuki/shibou/kuminsouginitsuite.html
上記9つ以外の葬儀社では区民葬自体を行うことができませんので、区民葬を行う場合は必ず取扱店に相談をしましょう。
大田区で区民葬を選ぶメリットと事前に知っておくべき注意点
大田区で葬儀を執り行う際、有力な選択肢の一つとなるのが「区民葬儀(区民葬)」です。
これは、東京23区の区民が経済的な負担を抑えて葬儀を行えるよう、特別区自治体と葬儀社が協定を結んで提供している制度です。
しかし、安価である反面、制度特有のルールや制限も存在しますので、後悔のないお見送りにするために、メリットと注意点の両面を詳しく見ていきましょう。
経済的な負担を大幅に軽減できる利点
区民葬の最大のメリットは、何と言っても「葬儀費用の透明性と抑制」にあります。
通常、葬儀費用は葬儀社ごとに設定が異なりますが、区民葬では「祭壇料金」「霊柩車運搬料」「火葬料」「遺骨収納容器代」の4項目について、あらかじめ東京都により定められた協定料金が適用されます。
料金の抑制
祭壇料金・霊柩車運送料・火葬料・遺骨収納容器代は区民葬でなければ各葬儀社によって費用が大きく異なります。
一方で区民葬を利用する場合は事前に決められた金額で行いますので、「事前に聞いていた金額と請求額が異なる」というトラブルを防ぐことができます。
火葬料の減額
公営の火葬場はなかなか予約が取れず、民間の火葬場を利用する場合は火葬場によって費用が異なり、スケジュール的にも費用が高くても選ばないといけない。ということも可能性としてはあります。
そこで区民葬の券を利用することで規定の料金で火葬を行うことが可能なため、経済的な安心感を得られる非常に心強い制度といえます。
自由な演出や形式が制限されるデメリット
一方で区民葬を選ぶことにより制限やデメリットなどもあります。
祭壇のデザインが固定
例として祭壇はあらかじめ決められた数種類の中から選ぶ形となり、最近主流の「花祭壇(生花をふんだんに使った祭壇)」への変更や、オリジナルデザインの導入は基本的にできません。
そのため、故人のエンディングノートで祭壇などの希望がある場合も区民葬を利用する場合はカスタマイズすることはできません。
含まれない費用が多い
区民葬という名称のため葬儀自体を行えるような認識の方も多いですが、実際には祭壇料金・霊柩車運送料・火葬料・遺骨収納容器代の4項目しかありません。
そのため、ドライアイス・遺影写真・会葬御礼品・お料理(精進落とし)・式場使用料、そして宗教者への御布施などは別途費用が発生します。
一部区民葬をとして明確な料金形態があり、その他はご自身で決める必要がありますので、区民葬に含まれていない内容によっては通常の葬儀をあまり差がない合計金額になることもあります。
故人の要望との乖離
家族葬でゆっくりお別れしたい、故人の趣味を反映した音楽葬にしたいといった、個別の要望を組み込もうとすると、結局オプション料金が積み重なり、一般の家族葬プランの方が安くなるケースも少なくありません。
事前にエンディングノートや生前にどのような葬儀をしたいのかを確認して、区民葬で対応範囲内であるのかも確認する必要があります。
記事全体のまとめ
本記事では大田区で区民葬を行う際の流れについてご紹介していきました。
どの葬儀社でも対応できるわけではなく、大田区で決められた葬儀社に依頼をする必要がありますので、まずは取扱店に区民葬について相談してみてはいかがでしょうか。
